いただいたトマトやまとめ買いしたトマトが大量に余ってしまった…ということはありませんか?
家庭菜園で大量に収穫したトマトの消費に困ってしまる方もいるでしょう。色々な料理にアレンジして使ってみても、だんだん飽きてきてしまいます。
そんな時には、ちょっと変わったトマト料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
トマトを手作りジャムにしてしまうのです。大量トマトの救出におすすめしたいトマトレシピです。
ユミ
大量のトマトはジャムにすると長持ちする?
栄養は?
トマトの真っ赤な色のもとである色素成分「リコピン」は、優れた抗酸化作用を持っているため、老化防止、生活習慣病の予防が期待できます。
さらに女性に嬉しい美肌効果も。コラーゲンの生成を促進してシワ予防をしてくれたり、シミ予防にも効果を発揮します。
健康効果、美容効果に優れたスーパー成分と言われるリコピン効果を高めるためには、実はトマトを加熱したほうが良いとされています。
トマトを加熱することで吸収率が約3倍もアップすると言われているのです。
トマトをコトコト加熱させて作るトマトジャムは、リコピンの栄養をたっぷり得ることができるというメリットがあります。
トマトの栄養は凄い!8の効能が期待される理由とは?どんな味がするの?
「トマトジャムって青臭くて美味しくなさそう…」と思う方もいるかもしれません。ところが、トマトジャムは驚きの美味しさがあると評判です。
トマトの青臭さはなく、爽やかな酸味が広がります。砂糖を加えて煮詰めているので、しっかり甘みも感じられます。
トマト独特の青臭が苦手な方にこそ、試してみていただきたい新感覚の味わいです。トマト嫌いなお子様にもおすすめですね。
どのぐらい保存が効く?
糖度は50%以上であれば常温保存で約6ヶ月保存が効きます。未開封であることが条件です。直射日光を避けて涼しく風通しの場所で保存します。
開封後は、常温保存はNG。冷蔵庫保管にして2週間を目安に食べきるようにしましょう。
トマトジャムの作り方は?
トマトジャムは、果物で作るジャムと基本的に同じ作り方です。
まずトマトを湯向きして皮、ヘタを取り除き、2cmほどの角切りにします。
鍋に刻んだトマトと砂糖、レモン汁を加えたら火をつけます。トマトの種も一緒に入れてOKです。レモンは発色を良くするために入れます。
強火にして沸騰させ、アクが出てきたら取り除きましょう。アクが出なくなったら中火に弱め、10分~20分程度煮詰めます。とろみがついたら出来上がりです。
トマトの水分量や、作る量によって煮詰める時間を調整してくださいね。
手作りトマトジャムを日持ちさせるには
容器を煮沸消毒する
容器に雑菌がついていると腐敗しやすくなります。
トマトジャムを長期保存する場合には、容器を清潔にしておくことが日保ちさせるコツです。
保存容器は必ず煮沸消毒しておきましょう。
煮沸消毒の方法は、沸騰したお湯の中に容器を入れて5分ほど煮るだけです。その後、自然乾燥をして完全に水気がなくなった状態で使います。
大きな瓶にしてしまうと、開封後2週間以内に食べきれない方もいるでしょう。その場合は、小瓶に小分けするようにしてください。
空気に触れさせないようにする
密封状態であれば長期保存ができるトマトジャムですが、開封後はあまり日持ちがしません。開封後のトマトジャムを日持ちさせるコツはできるだけ空気に触れないようにすることです。
空気に触れる面積を少なくするように小さい口の瓶がおすすめです。使う分だけ取ったらすぐに蓋をしめておきましょう。
トマトジャムの使い方!こういう風に活用すると美味しい!
ヨーグルト
自分で作ったトマトジャムは色々レシピに活用して美味しく楽しむことができます。
朝食におすすめなのがヨーグルトへのトッピングです。いつものヨーグルトにひとさじトマトジャムを加えるだけで、トマトの栄養を簡単に摂ることができます。
アイス
暑い夏におすすめなのがアイスへのトッピングです。バニラアイスは間違いなく美味しいですが、フルーツ系のアイスと合わせても爽やかな味わいになるでしょう。
トマト嫌いのお子さんでも喜んで食べてくれるかもしれませんね。
パンケーキ
熱々に焼いたパンケーキの上に爽やかなトマトジャムをトッピングするのもおすすめです。
はちみつやメイプルシロップ、生クリームと一緒にトッピングすれば贅沢スイーツになるでしょう。
クリームチーズ
トマトジャムと相性抜群なのがクリームチーズです。カナッペやバゲッドなどにクリームチーズとトマトジャムを乗せてみてください。
おつまみやパーティ料理にもぴったり。ちょっと変わったおつまみなので、ゲストに喜んでもらえるでしょう。
まとめ
和洋中、色々な料理に使えるトマトですが、甘いジャムにしてしまうという選択肢もあります。
大量の余ったトマトに困ってしまった時には、ぜひたくさんのトマトジャムを作ってみましょう。
少し熟れすぎてしまったトマトや、甘みが少ないトマトなど、生のまま食べるのは抵抗があるな…というトマトでもジャムにすれば美味しく食べることができます。
トマトとは思えない新感覚の味わいをぜひ体験してみてくださいね。
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