出典：https://kurahasi.com/walk/hokkaido/sapporo-event/market/post-51864344
最近は、黄色やオレンジのカラフルなトマトだけでなく、味は食感にこだわったトマトが続々登場しています。
トマトならではの美味しさを残しながら食べやすく開発されているのです。トマトが苦手な方でも美味しく食べられるかもしれません。
そんな様々なトマトの中に、まるで葡萄のような紫色と味わいのトマトを見つけました。
トスカーナバイオレットという品種のミニトマトです。食感や味、特徴について調べてみたいと思います。
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トスカーナバイオレットとは？
開発したところは？
トスカーナバイオレットはイタリアの有名なトマトブリーダー、マウロ氏と日本の会社であるパイオニアエコサイエンス株式会社が共同開発したトマトです。
マウロ氏はシシリアンルージュなど多くのトマト品種を開発しています。
パイオニアエコサイエンス株式会社の通販サイト「マウロの地中海トマト」では、マウロ氏が開発した様々なトマトの種を買うことができます。
紫色のトマトはアントシアニンが豊富？
葡萄のような紫色をしたトマトであるトスカーナバイオレットには、アントシアニンというポリフェノールが含まれています。
紫色をしているブルーベリー、葡萄、なすにも含まれているのです。
このアントシアニンは非常に多く健康効果があります。
抗酸化作用があることから、老化防止、がんや生活習慣病の防止が期待できます。
さらにアントシアニンと言えば目に良いという効果が有名です。夜間視力が高まるとされています。
また、糖尿病予防、アルツハイマー対策、コレステロール値をおさえる、コラーゲンの生成をサポートする等、体に嬉しい効能がたくさん詰まっているのです。
トスカーナバイオレットの味や形の特徴は？
糖度や酸味は？
トスカーナバイオレットは綺麗な円形をしていて20g～25gほどのミニトマトです。普通のミニトマトよりも少し大きいサイズになります。
未熟の状態では普通の赤いミニトマトのような色をしているのですが、完熟するときれいな赤紫になります。
本当に葡萄と間違えるほどの色をしているので、料理に使ったら驚かれることが間違いありません。
糖度は8度以上となっており、十分甘みを感じられます。しかし、甘みだけでなくトマトならではの酸味もしっかりしており、甘みと酸味のバランスがちょうど良いと高評価です。
食感が独特？皮が薄め？
トスカーナバイオレットの特徴は食感にあります。
一般的なミニトマトは皮が固いものなのですが、皮が非常に薄くてミニトマトのような食感ではありません。
トマトは皮が口に残るのが苦手…という方でも美味しく食べられるミニトマトです。
しかし皮が薄いため、家庭菜園を楽しむ時には注意が必要です。破果してしまう恐れがあるので早めに収穫して追熟させると良いでしょう。
トスカーナバイオレットのジュースがある？
出典：https://yuninomono-eshop.com/SHOP/01000504.html
「由仁のものがe-Shop」という通販サイトで、トスカーナバイオレットで作られたトマトジュースが販売されているのを見つけました。
北海道の由仁町が「自慢できる安心・安全な商品を感じてほしい」ということで、こだわりの野菜、フルーツ、お菓子などを販売している通販サイトです。
由仁の大地で育った美味しいトスカーナバイオレットだけを使用し、無塩、無添加で仕上げた贅沢なトマトジュースとなっています。
もともと甘いトスカーナバイオレットですが、砕いて加熱してジュースにする工程でさらに甘く、そして濃厚になります。
トスカーナバイオレットの美味しさが凝縮されたジュースを味わってみたいですね。
まとめ
今回はまるで葡萄のようなミニトマト、トスカーナバイオレットについて調べてみました。
本当に葡萄のようなきれいな赤紫をしていて、食感も柔らかい皮でまるで葡萄のよう。甘みと酸味のバランスがちょうど良い美味しいミニトマトであることがわかりました。
さらにアントシアニンが豊富に含まれているところも魅力的です。
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