まるで飴玉のように甘いと言われるトマトがあるのをご存知でしょうか。
その名も「シュガープラム」というミニトマトの品種です。高糖度で食べやすい食感は一度食べたらやみつきになること間違いないでしょう。
今回は、家庭菜園にもぴったりのシュガープラムについてご紹介したいと思います。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!シュガープラムとは
由来は?
シュガープラムの由来は「シュガー=砂糖」をまぶしたような「プラム=すもも」ということからつけられた名前という説があります。
英語で飴玉という意味?
また、シュガープラムとは、まるで飴玉のように甘いということから、英語で飴玉を意味する「sugar plum」がつけられたとも言われています。
どちらにしても、とにかく甘いトマトであることが伝わってくる名前ですね。
どこが開発したもの?
シュガープラムを開発したのは、株式会社ハルディンです。
プロの生産者、家庭園芸を楽しむアマチュアに向けて、花や野菜やカラーリーフなどの高品質な植物苗を生産している会社です。
シュガープラムの他にもミラクルリッチ、キャンディドロップなどの高糖度トマトの開発もしてきます。
シュガープラムはどんな人でも簡単に作れるトマトとして開発されました。
栄養が豊富
シュガープラムは普通のミニトマトに比べて栄養が豊富という魅力があります。
トマトの栄養成分と言えばリコピンです。抗酸化作用がある成分で、がん予防や生活習慣病の予防、老化防止、美肌作りに効果的。健康と美肌維持に嬉しい成分なのです。
シュガープラムにはこのリコピンが、一般的なミニトマトの約1.5倍~2倍も含まれているというのです。
健康のためにミニトマトを食べるなら、シュガープラムがおすすめです。
シュガープラムの味や形の特徴は?
糖度高め
シュガープラムの特徴は糖度が高いことです。
普通のトマトの糖度は4度~6度です。甘いことで有名なフルーツトマトは8度以上となっています。
シュガープラムの糖度はなんと10度~12度。とても甘いトマトであることがわかります。さらに、シュガープラムは甘みの中にもさわやかな酸味があるのが特徴です。
糖度が高いと甘すぎてトマトの美味しさが味わえないのでは?と思いますが、シュガープラムは甘みがありつつもトマトの美味しさも詰まっているので、トマト好きの方にもおすすめです。
皮が薄い
皮が薄いところも特徴です。シュガートマトを口に入れて噛むと、果肉と皮が一体化するので皮が口に残ることがありません。
非常に食べやすいトマトなので、何個でもパクパク食べてしまうでしょう。
形が楕円形
形は少し細長く楕円形をしています。大きさは15g~22gほどのミニトマトサイズです。
家庭菜園も簡単?
いつ頃植えて何時頃収穫できるの?
シュガープラムの魅力は、家庭菜園にも最適なミニトマトということです。4月上旬~6月下旬に植えて、収穫時期は5月中旬~9月上旬頃になります。
簡単4ステップで、誰でも美味しいシュガープラムが作れるでしょう。
ステップ1は苗の植え替えです。シュガープラムのポット苗をプランターや鉢に植え替えます。
ステップ2は誘引、芽かきです。30~50cmほどに成長したら、支柱を立てて誘引します。そして、主茎の成長を妨げないように、わき芽を切り取りましょう。
ステップ3は追肥です。植え付けてから30~40日を目安に追肥します。
ステップ4は収穫。実が赤くなったら食べ頃です。
まとめ
最近は甘いトマトの品種がたくさん登場しています。シュガープラムも糖度10~12度という大変甘いミニトマトです。
食感もとても良いのでお子様やお年寄りの方でも美味しく食べることができるでしょう。
トマトの栄養素であるリコピンが豊富に含まれているところの魅力的です。家庭菜園としても人気のあるミニトマトで、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。
新鮮の甘いトマトが自宅で収穫できたら嬉しいですね。ぜひ挑戦してみてください。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!