レモントマトの味の特徴や名前の由来は?

カラフルなトマトは味だけでなく目で見て楽しめる魅力がありますよね。オレンジ色や黄色のトマトが料理にトッピングされているとすごく華やかになります。

しかし、ただカラフルなだけでなく、レモンにそっくりの色と形をしたトマトを見つけました。その名もズバリ「レモントマト」という品種のトマトなのです。

日本ではもちろん、産地であるアメリカでもなかなか手に入らないというレアなトマトです。その魅力について調べてみました。

 

レモントマトとは

由来はレモンに似ているから?酸っぱいから?

レモントマトと聞くと、レモンのように酸っぱいトマトを想像してしまいます。

でも、レモンに似た酸っぱさがあるのではなく、色と形がレモンに似ているトマトなのです。全体的にレモン型をしているのですが、注目は先端部分です。レモンのようにしっかり尖っています。

イエローカラーのトマトの品種はたくさんありますが、レモンそっくりの形をしているトマトは初めて見ました。

大きさは約7cm~約10cm、重さは150g~170gほどなので、サイズもレモンに近いですね。

遠くから見たら間違える方も多いと思います。

唯一違う点は表面の滑らかさです。レモンはゴツゴツした表面ですが、レモントマトはハリがありツヤツヤしています。
レモントマトはアメリカのミズーリ州が産地となっています。

1991年に、ケント・ウィーレイという方がモスクワの年老いたソードマンから入手したとされています。

アメリカのマルシェでも売られていることが少ないとても珍しい品種トマトなのです。

 

レモントマトの味などの特徴は?

レモントマトと言っても酸味が強いわけではありません。

全くその逆でとても甘いトマトなのです。日本ではレモントマトはトマトとして分類していますが、とても甘いことから「フルーツ」として分類している国もあるほどです。

トマト独特の味わいもありますが、とても酸味が弱いのでトマト嫌いな方でも抵抗なく食べることできるかもしれません。

フルーツ感覚で食べることができる美味しいトマトとなっています。

皮は少し固いので生で食べる時には湯むきをすると良いででしょう。薄く輪切りにして料理に使うのであれば、湯向きをしなくても皮の固さが気にならないと思います。

果肉もしっかり固さがあり、ゼリー状の部分は少なめです。

 

レモントマトのおすすめの食べ方は?

トマト

レモントマトは非常に甘みがあるので、基本的には生食がおすすめです。グリーンサラダのトッピングにすればとても綺麗な彩りになります。赤いタイプのトマトと合わせても良いですね。

細長いレモンの形を活かして輪切りにカットするのが可愛らしいです。マリネやピクルスにしてもおしゃれな副菜になるでしょう。

さらにレモントマトは加熱するのもおすすめ。黄色いケチャップの原料としても使われている品種でもあるのです。

いつものトマトソースやトマト煮込み料理をレモントマトで作れば、鮮やかな黄色いトマト料理が作れます。

甘さが強くて果肉がしっかりしているので、濃厚なトマトソースになるでしょう。湯むきをしてから調理すると、なめらかな仕上がりになります。

トマト料理がワンランクアップすること間違いないでしょう。

 

まとめ

今回はレモンにソックリの姿をした珍しいトマト「レモントマト」についてご紹介してきました。

レモンという名前から酸っぱい味わいのトマトだと思って調べてみたのですが、甘みは普通のトマト以上であることがわかりました。味ではなく見た目がレモンと似ているからレモントマトという名前なのです。

スーパーや直売所で見つけることは難しいでしょう。通販でレモントマトの種を入手することはできるので、レモントマトの魅力を味わいたい方は、自分でレモントマトを育ててみてはいかがでしょうか。

 

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