宝石のルビーのように美しく、そしておいしいミニトマトがあるのをご存知でしょうか。
「アメーラルビンズ」という名前のミニトマトです。生産者たちの想いと努力が詰まった最高に甘いトマトとなっています。
味や形の特徴、さらにおすすめの食べ方までご紹介したいと思います。
アメーラルビンズとは?
名前の由来は?
名前の由来は、「アメーラルビンズ」が誕生した静岡県の方言がもとになっています。
静岡県では「甘いだろー」ということを「甘えらー(あめえらー)」と言うのです。糖度の高いトマトということで「アメーラ」となったのです。
さらに、宝石のルビーのようであること、豆のような形をしていることから「ルビンズ」とつけられ、「アメーラルビンズ」という名前になりました。
どこが開発した?
1993年に静岡県農業試験場(現静岡県農林技術研究所)が研究を開始し、1994年に灌水を抑えた養域栽培システムによって栽培された高糖度トマトが「アメーラルビンズ」です。
生産者たちは「世界一おいしいトマトを作る日本一の産地」を目標に、品質管理や安心・安全のための活動などを地道に行いながら、極上の甘さのトマト作りに励んでいます。
アメーラというトマトの品種もある?
「アメーラルビンズ」はミニトマトサイズの品種です。
さらに「アメーラ」というミディアムサイズのトマトもあります。こちらの同じく高濃度なトマトとして有名です。
アメーラルビンズの味や形などの特徴は?
「アメーラルビンズ」は名前の通り豆のような形をしているのが特徴です。長卵型で鮮やかな赤色をしています。
そして何と言っても特徴は極上の甘さにあります。糖度10度以上ということで、フルーツに匹敵する甘さと言えます。
肉厚でジューシーな食感と噛んだ時に「パキっ」という弾んだ歯ごたえがあるのも大きな特徴。スナック感覚で食べることができる不思議な食感です。
アメーラルビンズの旬や産地はどこ?
ふるさと納税もある?
「アメーラルビンズ」の主な産地は静岡県焼津市、藤枝市、牧之原市、静岡市、沼津市、長野県軽井沢町となっています。静岡県では冬から春にかけて、軽井沢では夏から秋が旬の時期となります。
「アメーラルビンズ」は静岡県のふるさと納税もらうこともできます。10,000円以上の寄付で5パックの「アメーラルビンズ」を送ってもらうことができるのです。
アメーラルビンズのおすすめな食べ方は?
「アメーラルビンズ」はフルーツ感覚の贅沢なミニトマトです。
そのまま食べてもとても美味しいのですが、さらに一層美味しく仕上げることができるおすすめの食べ方2つをご紹介したいと思います。
1つ目はミニトマトの定番のレシピ「ピンチョス」です。クリームチーズ、きゅうり、アンチョビ、オリーブなどお好きな具材を組み合わせるだけで、カラフルでおいしいパーティ用のオードブルが完成します。
おもてなし料理の時には、ちょっと贅沢な「アメーラルビンズ」でみんなを驚かせましょう。
2つ目は「和風ブルスケッタ」です。ブルスケッタというと洋風に仕上げることが多いですが、「アメーラルビンズ」は和の味にもピッタリなんです。
トマトは4等分に切り、しらす干しと小口切りにした万能ねぎと混ぜてオリーブオイルと柚子胡椒、塩で味付けします。
カリカリに焼いたバゲットにのせれば完成です。柚子胡椒がトマトの味わいを高めてくれる美味しい一品です。
まとめ
ミニトマトは気軽に食べることができて便利なトマトです。
スーパーで売られているミニトマトは値段も安いので使いやすい食材でもあります。でも、たまには最高に甘いミニトマトで贅沢な気分を味わうのもおすすめです。
今回ご紹介した「アメーラルビンズ」はフルーツ感覚のとても甘いミニトマトです。
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