最近は、様々な会社が新しい野菜や果物の開発に力を入れています。
今回ご紹介する「ルビーノ」というトマトは、あの大手サントリーが開発したという魅力的なトマトです。
家庭菜園で簡単に作れるトマトということで人気を集めているのですが、その味や魅力はどこにあるのでしょうか?調べてみたいと思います。
ルビーノとは?
どこが開発した?
「ルビーノ」は、酒類や清涼飲料水でおなじみのサントリーが開発したトマトです。
サントリーは、家庭菜園愛好家の皆さまの想いに本気で応えたいという意志から「サントリー本気野菜」という野菜苗ブランドを展開しています。
おいしさ、育てやすさ、品質、アフターフォローなどにこだわり、サントリーならではのオリジナル野菜苗の開発に力を入れているのです。
「ルビーノ」はそんな「サントリー本気野菜」の一つで、2008年から販売開始されています。
ルビーノの味や形の特徴は?
酸味と糖度が程よいバランス
「ルビーノ」は酸味と糖度の程よいバランスが特徴です。甘くなりすぎず、酸っぱさもないので食べ飽きない美味しさです。さらにフレッシュな香りも特徴となっています。
楕円形気味の丸?
中玉サイズの「ルビーノ」ですが、普通の丸いトマトとは少し違う形をしています。楕円形気味のプラム形をしています。このユニークな姿も「ルビーノ」の魅力です。
家庭菜園で誰でも作りやすい理由は?
肥料をあげすぎても平気
「ルビーノ」を開発したサントリーは、美味しさや品質だけでなく家庭菜園で作りやすいトマトであることも重視しています。
家庭菜園でありがちなのが、肥料が多すぎることにより茎葉が乱れることです。しかし「ルビーノ」は多肥条件でも安定した草勢を保持できるという強さがあります。
肥料をあげすぎて失敗してしまうことが多い家庭菜園初心者の方でも安心なのです。
病害に強い
トマトを育てる上で苦労するのが病気対策です。
「ルビーノ」はトマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病(レース1)、根腐萎凋病、半身萎凋病、葉カビ病、斑点病、ネマトーダ(耐病性)などの病菌に強いという育てやすさがあります。
たくさん実る
家庭菜園で「ルビーノ」を育てるメリットはとにかくたくさん実るということです。中玉サイズのトマトがどっさり実るので楽しく育てられるという魅力があります。
2列になって実がなるので、収穫しやすく、たくさん量を育てることができます。
ルビーノの旬の時期と主な産地は?
「ルビーノ」は、病気に強く実がつきやすくことから、幅広い環境で栽培することができるトマトです。日本各地で栽培されています。
プランター栽培も露地栽培も可能なので、1年中育てることが可能です。
「ルビーノ」の苗が販売される期間は3月下旬~5月となっているので、一般的には夏から秋に旬の時期を迎えることになります。
まとめ
サントリーが開発した育てやすいトマトとして大人気の「ルビーノ」。
実際に家庭菜園初心者の人でも、「簡単に作れた」「美味しいトマトが実った」という報告をたくさん見つけることができました。
夏に美味しいトマトを自分で収穫するのは何よりの贅沢です。でもいざ自分で作ってみるとなかなか上手く育てられないことも。
それは育てにくい品種のトマトだったのかもしれません。「ルビーノ」はホームセンサーなどで買うことができます。トマト作りに成功したことがない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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