最近スーパーの野菜売り場には、ピンポン玉サイズの可愛いミディトマトの姿を見ることが多くなりました。
ミディトマト、つまり中玉トマトは見た目に可愛いだけでなく、味や風味、食感も良く、さらに家庭菜園向きというメリットまであるのです。
今回はそんなミディトマトの中でも人気の高い「レッドオーレ」をご紹介したいと思います。
レッドオーレとは?
どこが開発している?
明治28年創業の農業総合企業カネコ種苗株式会社が開発した中玉トマトです。
カネコ種苗では現在8種類の中玉トマトの苗を取り扱っているのですが、その中でも抜群の甘さとイチオシしているトマトなのです。
ミディトマトの中では人気の品種
「レッドオーレ」はカネコ種苗の中で人気が高いというだけでなく、中玉トマトであるミディトマトの中でも人気の品種となっています。
最近は大玉とミニトマトの間のサイズであるミディアムサイズのミディトマトが人気を集めています。実はたくさんの種類のミディトマトが存在するのです。
その中でも安定した人気を誇っているのがタキイ種苗の「フルティカ」、サカタのタネの「シンディスイート」などがあります。
そして「レッドオーレ」もこれらの人気ミディアムトマトの一つなのです。
レッドオーレの味や形の特徴は?
色が真っ赤
ピンポン玉サイズが可愛らしい「レッドオーレ」。普通の中玉サイズのトマトなのですが、名前の通り鮮やかな真っ赤色をしているところが特徴です。
糖度は高め
「レッド―オーレ」はまさにフルーツトマト!と表現されることが多いほど、フルーティーな甘さに定評があります。
酸味はちょうど良くおさえられていて、甘みが口の中にジューシーに広がるのです。一度食べたらやみつきになる人が多い美味しいトマトとなっています。
人気ミディトマト!レッドオーレ、フルティカ、シンディスイートどう違う?
甘くて果物のように美味しいトマトとして人気のミディトマト。その中でも「フルティカ」「シンディスイート」、そして「レッドオール」は甘さ抜群のトマトとして浸透しています。
プロの生産者はもちろん、家庭菜園を楽しむ人からも支持されているミディトマトなのです。
しかし、「レッドオール」には他2つの品種にはない特徴がありました。それはとても病気になりにくいトマトということです。
家庭菜園で野菜を育てた経験がある人ならおわかりかと思いますが、野菜作りは病気との戦いです。トマトが病気にかからないように育てるためには大変な苦労があります。
「レッドオーレ」は病気になりにくいトマトなので、比較的病気の心配をせずに育てることができます。
萎凋病(レース1)、キュウリモザイクウィルス(Tm-2ª)に耐病性があり、異常主茎、尻腐れ、すじ腐れ、奇形果の発生が極めて少ないという特徴があるのです。
まとめ
老舗のカネコ種苗が開発したミディトマト「レッド―オーレ」は抜群の甘さ、フルーツ感覚の美味しいトマト、など大評判となっています。
他にも「フルティカ」「シンディスイート」など甘くて美味しいミディトマトもあるのですが「レッドオーレ」は、そのような人気トマトよりも病気になりにくいという強みがありました。
だからプロの生産者にも家庭菜園を楽しむ方にも支持されているのですね。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!