トマト料理と言えばイタリアが有名です。
ピザやパスタをはじめ、アクアパッツァやカポナータなどイタリア料理にトマトは欠かせない食材です。そんなイタリアからやってきたトマトが人気を集めています。
イタリアの天才ブリーダーが育種したトマト、ピッコラルージュです。家庭菜園を楽しむ方が増えており、その美味しい味わいが評判になっています。
今回はピッコラルージュの味や特徴などについて調べてみたいと思います。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!ピッコラルージュとは
どこが開発している
ピッコラルージュは、イタリアの育種家のマウロ氏が日本人向けに開発したミニトマトです。
マウロ氏は、イタリアの天才育種家として知られており「マウロの地中海トマト」シリーズとして多くのトマト品種を開発してきました。どれも、それぞれに特徴があり日本人好みのトマトが揃っています。
ピッコラルージュをはじめ、マウロの地中海トマトシリーズは、マウロ氏と共同開発したパイオニアエコサイエンス株式会社で販売されています。
「ピッコラ(piccola)」はイタリア語で「小さい」を意味します。「ルージュ」は「口紅」。可愛らしいネーミングですね。
ピッコラルージュは直売所などで売られていることもありますが、スーパーで見かけることはありません。
通販ならピッコラルージュの生トマトを買うことができます。普通のミニトマトよりも値段は高いですが、マウロ氏のトマトを食べてみたい方はチェックしてみてください。
ピッコラルージュの味や形などの特徴は?
糖度高め
ピッコラルージュのキャッチコピーは「からみつく甘み」です。糖度は9度~11度。8度以上になれはフルーツトマトとして認められることになっているので、フルーツトマト以上の甘みが期待できるということです。
マウロの地中海トマトシリーズのミニトマトは糖度が高いものばかりなのですが、その中でもピッコラルージュは抜群の甘みを味わえると言われています。
口の中に入れると予想以上の甘みが広がり驚くでしょう。
形は?
きれいな丸い形のミニトマトですが、少し長い卵型のようなピッコラルージュもあります。
濃い赤色をしていてツヤがあり、みずみずしさが伝わってきます。大きさは15g~20gなので普通のミニトマトサイズです。
ゼリー状の部分がしっかりしていて、輪切りにしても水っぽくなりにくくサラダなどのトッピングに最適です。
皮は薄い?厚い?
ピッコラルージュの皮は厚めでやや硬いです。柔らかい皮のタイプのミニトマト比べると皮の存在が感じられるでしょう。
噛むと、果肉もしっかりしていて濃厚な味わいが楽しめます。トマト好きの人にはたまらないミニトマトだと思います。トマトの甘みと酸味が絶妙です。
薄い皮のミニトマトは実が割れやすいため育てるのが難しいのですが、ピッコラルージュの皮はしっかりしているので割れにくく育てやすいというメリットがあります。
ピッコラルージュはどんな食べ方がおすすめ?
ピッコラルージュは皮が厚く、実がしっかりしているで、煮込み料理などの家庭料理に向いています。
おすすめはトマトベースの煮込み料理「ラタトゥイユ」です。
玉ねぎ、ズッキーニ、なすなどの野菜をオリーブオイルで炒めてトマトを加えて煮込みます。
ラタトゥイユは塩だけで味付けをするシンプルなトマト料理なので、ピッコラルージュの旨みを存分に味わうことができるでしょう。
バゲットと一緒に食べたり、パスタに和えて食べると豪華な一品になります。
まとめ
今回はイタリアの天才トマトブリーダーマウロ氏が開発したトマト、ピッコラルージュをご紹介してきました。
マウロ氏のトマトシリーズの中でも甘みがあり、人気の高いミニトマトです。
皮が固くしっかりしているので、柔らかいトマトが好きな方には少し抵抗があるかもしれませんが、歯ごたえのある食感でトマトの美味しさを存分に味わえると思います。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!