サマーキッスの味の特徴と旬の時期は?

トマト

「サマーキッス」というユニークな名前のトマトをご存知でしょうか。家庭菜園をする方なら聞いたことがあるかもしれません。

家庭菜園用に開発された、真夏に完熟する大玉のトマトです。初心者でも育てやすいトマトということで人気を集めているトマトでもあります。

今回は「サマーキッス」の魅力をご紹介したいと思います。

サマーキッスとは?

どこが開発した?

「サマーキッス」を開発したのは、世界80カ国以上で販売されているグローバルブランドであるデルモンテ。

トマトケチャップやトマトジュースでおなじみの人気ブランドです。「太陽を、おいしさに」をコンセプトに様々なトマト関連商品を販売しています。

デルモンテでは、家庭菜園向け野菜苗の開発、販売にも力を入れているのです。

大玉トマトシリーズは、「サマーキッス」の他にも「ぜいたくトマト」「ぜいたくトマトゴールド」「イタリアンレッド」「ぜっぴん!トマト」などのオリジナル品種があります。

リトルサマーキッスというトマトもある

サマーキッスは食べ応えのある大玉のトマトなのですが、「リトルサマーキッス」という中玉の品種もあります。

家庭で気軽に育てることができるトマトです。1房に10個~15個の実がつくほど、実のつきが良いのが特徴です。

サマーキッスの味や形の特徴は?

トマト

サマーキッスは大きな丸い形をした大玉トマトです。完熟すると200gほどの大きさになります。

爽やかな酸味と甘い香りがちょうどよくミックスされた美味しいトマトです。一般的な生食トマトよりも甘さが強いので、そのままでもサラダにしても美味しくいただくことができます。

さらにサマーキッスの特徴は栄養素にあります。トマトの栄養素と言えば、健康効果と美容効果に優れたリコピンです。

サマーキッスには、普通の大玉トマトの約2倍のリコピンが入っているとされています。トマトの栄養パワーをたっぷり摂りたい人におすすめのトマトです。

サマーキッスは家庭菜園向きの初心者用のトマト

トマト

サマーキッスは家庭菜園向きのトマトとされています。しかも家庭菜園初心者の人でも簡単に作れるというのです。

その理由は「キュウリモザイクウイルス(CMV)」という病気の予防接種をしてあるから。

「キュウリモザイクウイルス(CMV)」とはトマト栽培の時に感染しやすいウィルスで、感染したトマトは枯れてしまうことが多いのです。

そこでデルモンテは、この病気にかからないようにあらかじめ予防接種をした苗を販売しているのです。

だから、トマト栽培初心者の人でもトマトを病気から守る対策をしなくても元気に育てることができるでしょう。

さらにサマーキッスはとても実のつきが良いトマトなので、たくさんのトマトを収穫しやすいという特徴もあるのです。

サマーキッスの旬の時期はいつ?

サマーキッスは、日本各地で育てることができます。サマーキッスの苗は、4月中旬~5月植え付けをして、暖かい地域では8月、寒い地域では8月、9月に旬の時期を迎えるのです。

真っ赤完熟トマトは鳥や小動物に狙われることがあるので、タイミングを逃さずに収穫しましょう。

まとめ

今回は家庭菜園におすすめのトマト「サマーキッス」のご紹介をしてきました。

このトマトは、トマトケチャップで有名なデルモンテが家庭菜園向けに開発した大玉トマトです。

トマトの病気である「キュウリモザイクウイルス(CMV)」の予防接種をしてある苗なので、安心して育てることができるのも魅力です。

さらに、実の付が良いので、真夏には美味しいサマーキッスが大量に収穫できるでしょう。

トマトトマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です