ミニトマトはコロンとした形と大きさがとても可愛らしいですよね。お弁当やオードブルに欠かせない存在です。
普通のミニトマトでも十分可愛らしいのですが、もっと可愛らしい苺のようなミニトマトを発見しました。
その名もトマトベリーという品種です。どんな味や特徴があるのか調べてみたいと思います。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!トマトベリーとは?
由来は?
トマトベリーは、トキタ種苗株式会社が開発したトマトです。創業1971年、おいしい野菜の品種を作る会社なのですが、おしゃれな野菜が多い印象を受けます。
トマトベリーの名前の由来には、ほほえましいエピソードがありました。
社長である時田氏がトマトベリーの原型となるトマトを家に持ち帰ったところ、二歳の長女が「イチゴを持ってきてくれた!」と喜んだのです。
この娘の言葉から、「トマト」「ストロベリー」のイメージをミックスさせてトマトベリーという名前が誕生しました。
現在、日本各地のスーパーや直売所などでトマトベリーを販売されるようになっています。通販で手に入れることもできます。
さらに、トマトベリーはアメリカ、イギリス、オーストラリアなど、海外にも進出しているのです。
トマトベリーの味や形の特徴は?
糖度は?
トマトベリーの糖度は9度~10度になります。普通の大玉トマトの糖度は6度程度なので、甘みのあるトマトと言えます。
トマトらしい酸味もしっかり味わうことができるのも特徴です。甘みと酸味がどちらもしっかり感じられるのです。
しかし、トマト独特の青臭さがないところがトマトベリーの美味しさの秘密です。
トマトの美味しさだけが凝縮されているので、トマトが苦手な方でも抵抗なく食べられると思います。
果肉はしっかりしていて噛むとジューシーさがあり食べごたえもあります。みずみずしさはありますが、余分な水分はありません。
形に特徴がある?
トマトベリーの一番の特徴は苺のような形です。苺のようなハートに近い形をしていて、サイズは3cmほどと普通のミニトマトのサイズです。
家庭菜園の場合だと、きれいなハート形にならないこともあります。
トマトベリーはどんな食べ方がおすすめ?
トマトベリーは糖度が高く青臭さがないのでフルーツ感覚で食べることができます。
トマトベリーを販売する公式サイトでは「トマトベリーの梅酒のコンポート」というレシピが紹介されていました。
コンポートとは、フルーツを砂糖水で煮詰めて作るジャムのような保存食です。
これを、砂糖を使わずに梅酒とトマトベリーの甘みだけで作るのです。アイスやヨーグルトと合わせたら爽やかなスイーツになりますね。
その他、本当の苺のように、タルト、パイ、ゼリーなどに使うのも良いでしょう。新感覚の手作りスイーツになりそうです。
ジュースにすると美味しい?
トマトベリーは糖度が高いことから、トマトジュースに加工されることも多いです。そこでおすすめなのが、家庭でもトマトベリーを使って贅沢にトマトジュースを作ることです。
甘みを引き出すための塩を入れてなくても十分に甘みがあるので、ぜひそのまま何も入れずにジューサーでトマトジュースを作ってみてください。
トマトベリーは普通の大玉トマトに比べて、抗酸化作用を持つリコピン、ビタミン類が豊富に入っています。
健康のためにもトマトベリージュースを習慣にすることができたら良いですね。
家庭菜園でたくさんのトマトベリーを育てて贅沢ジュースを味わいましょう。
まとめ
トマトと言えばコロンとした丸形が特徴ですが、今回ご初回したトマトベリーは苺のようなユニークな形をしています。
ショートケーキの上にのっていたら、苺と間違えるかもしれませんね。料理やお弁当、スイーツを可愛く華やかに演出してくれるでしょう。
トマトベリーの公式サイトには、全国でトマトベリーを扱っている販売店が紹介されているので気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
トマトの品種一覧!様々な種類を端的に紹介します!