昔ながらのトマト!ポンデローザの特徴と旬の時期は?

ポンデローザ

出典:https://ameblo.jp/mocki/entry-11306360308.html

甘くて酸味の弱いトマトが主流となっていますが、昔のトマトは酸味が強く独特の青臭さもありました。

そして最近、そんな昔ながらのトマトが美味しいと注目されるようになっているのです。

スーパーで売られているトマトは甘くて酸味を抑えたものが多いのですが、家庭菜園で昔ながらのトマトの味を楽しむのがちょっとしたブームとなっています。

今回は昔ながらのトマトの代表的な存在「ポンデローザ」についてご紹介したいと思います。

ポンデローザとは?

名前の由来は?

ポンデローザ「Ponderous」とは、重々しい、どっしりとした、ずっしりとした等の意味があります。

ポンデローザトマトはずっしりとした雰囲気があります。このような意味が由来をなっていると考えられます。ちなみに「ポンデローザ」ではなく「ポンテローザ」と呼ばれることもあります。

「ポンデローザ」は明治時代にアメリカから伝わった歴史ある伝統的なトマトです。1985年に「桃太郎」という現在主流となっているトマトが登場するまでは、日本人に好まれるトマトの一つでした。

昔ながらのトマトと呼ばれる品種

昔ながらのトマトと呼ばれる品種が最近ひそかに人気を集めています。

お尻が尖った形の「ファーストトマト」やごつごつろした「ポンデローザ」がその代表的なトマトです。

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今あまり生産されていない理由は?

昔は多く栽培されていた「ポンデローザ」ですが、最近はほとんど売られなくなりました。その理由は輸送しにくいトマトという事情が関係しています。

昔は、遠くまでトマトを運ぶことがありませんでした。栽培された地域の近くの八百屋さんまで運んで売るという流れがほとんどだったのです。

しかし、道路の発達により遠くの店まで栽培した野菜を効率良く運ぶことが可能となりました。

ところが「ポンデローザ」は輸送中に傷みやすいというデメリットがあったのです。形もごつごつしているので箱にしっかり並べることが難しく輸送に向いていないトマトだったのです。

長距離の輸送には耐えられないということで、徐々に生産農家が減ってきました。そのような経緯から、今はあまり生産がされていないのです。

ポンデローザの味や形の特徴は?

トマト

「ポンデローザ」の特徴はゴツゴツしていびつな形にあります。そして形以上に特徴的なのが味です。甘みもあるのですが、独特の酸味と青臭さがあるのです。

昔ながらのトマトが好きな方は、このような青臭さこそトマトの旨みだと言います。

ボンデローザの旬の時期や主な産地は

トマト

「ポンデローザ」の旬の時期は夏から秋にかけてです。

数は少なくなっていますが、日本各地で家庭菜園を楽しんでいる人がいます。寒い地域では3月頃に種を撒き8月頃に収穫します。

暖かい地域では6月頃に種を撒き10月頃に収穫しています。

ポンデローザというレモンの品種もあったりする

「ポンデローザ」というトマトについてご紹介してきましたが、実は同じく「ポンテローザ」という名前のレモンもあります。

普通のレモンの4倍ものビッグサイズのレモンで「ジャンボレモン」とも言われる品種のレモンです。

トマト同様に、ポンデローザ「Ponderous」の、重々しい、どっしりとした、ずっしりとしたという意味からつけられた名前なのでしょう。

まとめ

酸味があり少し青臭い昔ながらのトマトが、ひそかなブームとなっています。

最近の甘いトマトでは物足りないという人が結構いるのです。「ポンデローザ」はそんな昔ながらのトマトです。

最近の甘いトマトも美味しいですが、青臭いトマトの味わいも体験してみたいですね。

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